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コラム2024.12.05

千葉市若葉区みつわ台・桜木の土地は安全?注文住宅を建てる際の地盤の強さを解説

「マイホームを建てたいけれど、地震や土砂崩れの影響を受けないか心配」とお悩みではありませんか?注文住宅を建てる土地探しでは、事前に住みたいエリアの安全性を確認しておくことが大切です。今回は、千葉市若葉区の地層と地盤強度、安全性の高い家づくりのポイント、地域の補償について解説します。注文住宅におすすめの安全性が高いエリアもあわせてチェックしておきましょう。

地層の種類・地盤強度の目安について

日本には、大きくわけて「沖積層」と「洪積層」という2種類の地層があります。沖積層は、川の流れによって粘土や砂が流されてできた比較的強度の低い地層です。対して洪積層は、固まった粘土や砂からできているため、比較的強度が高くなっています。そのため、住宅地には洪積層でできている地域がおすすめです。
地盤強度は、N値という数値で示されます。粘性土という粘り気のある土地であれば、15以上が住宅地として向いている目安。砂質土という粘り気の少ない土地であれば、31以上が住宅地として問題ない基準値です。住宅を建てる際には、地層の種類とあわせて、地盤強度も確認しておくと安心できるでしょう。

若葉区の地層・地盤強度は?

若葉区は、大きくわけて「沖積層」と「洪積層」という2種類の地層があります。沖積層は、川の流れによって粘土や砂が流されてできた比較的強度の低い地層です。対して洪積層は、固まった粘土や砂からできているため、比較的強度が高くなっています。そのため、住宅地には洪積層でできている地域がおすすめです。
地盤強度は、N値という数値で示されます。粘性土という粘り気のある土地であれば、15以上が住宅地として向いている目安。砂質土という粘り気の少ない土地であれば、31以上が住宅地として問題ない基準値です。住宅を建てる際には、地層の種類とあわせて、地盤強度も確認しておくと安心できるでしょう。

土砂崩れが発生しやすい場所・過去事例

千葉市が公開しているハザードマップによると、若葉区では国道126号線沿いに土砂崩れの危険性がある地点が多く示されています。下泉町や上泉町も土砂災害特別警戒区域や土砂災害警戒区域が点在している地域です。
2019年に発生した台風15号では、区内全域で3件のがけ崩れ、365件の倒木などの被害がありました。

液状化が起こりやすい場所・過去事例

千葉市が公開しているハザードマップには、国道126号線沿いの一部の地域と東寺山町・高品町・貝塚町の一部の地域が地震によって液状化する危険性が高いエリアとして示されています。2019年に発生した台風15号では、区内全域で7件の道路冠水、2件の床下浸水、1件の床上浸水被害を受けました。
若葉区は、比較的液状化の危険性が低いエリアですが、台地と低地の境となっている場所や小さな河川によって削られてできた谷底低地などでは地盤が弱くなっている場所もあるので注意しましょう。
参考:千葉市ハザードマップ

安全性の高い家づくりのポイント

安全性の高い住宅を建てるために行う地盤調査や地盤改良工事の種類、耐震と免震の違いについて解説します。

地盤調査の種類・特徴

地盤調査の方法には「スウェーデン式サウンディング試験」があります。スウェーデン式サウンディング試験は比較的調査費用がリーズナブルです。一般住宅を建てる程度の広さであれば、100,000円前後の費用で調査を受けられるでしょう。

地盤改良工事の種類・特徴

地盤改良工事の工法は、4種類あります。地表からの軟弱地盤の深さが2mまでであれば表層改良工法、1~6.5mであれば天然砕石パイル工法、2~8mであれば柱状改良工法、30mほどであれば小口径鋼管杭工法が可能です。地盤の状態を十分に確認したうえで、施工法を選びましょう。

耐震と免震の違いって?

耐震とは、建物の構造部分である柱や壁を強くして地震の揺れに耐え、家屋の倒壊を防止すること。一方、免震は建物と基礎のあいだに地震の揺れを逃がすための構造を設けて、建物に揺れが直接伝わらないようにすること。耐震にはコストが安い、免震には地震による揺れが小さく家具が倒れにくいというメリットがあります。

若葉区で受けられる災害補償は?

千葉市では、地震や風水害、火災によってり災した場合に災害見舞金が支給されます。対象となるのは、住宅の全焼・半焼、住宅の流失・全壊・半壊・床上浸水、災害による死亡・行方不明、災害による負傷・入院治療が1か月以上となる重症の疾病があった場合です。
一般家庭の場合、住宅が全焼・全壊・流失時には50,000円、半焼・半壊・浸水時には30,000円、主たる生計維持者の死亡時には1,000,000円が見舞金として送られます。
万が一の災害時にも安心できる補償制度が備わっている地域といえるでしょう。
参考:千葉市HP「災害見舞金
参考:千葉市HP「り災証明書(自然災害)の交付

安全性が高い注文住宅におすすめのエリア

若葉区であれば、都賀駅周辺の桜木・みつわ台が住宅地としておすすめです。
2023年1月現在に公開されているハザードマップによると、桜木には、土砂災害特別警戒区域や土砂災害警戒区域として指定されている地点がありません。千葉都市モノレールの桜木駅があり国道51号線にも面している地域のため、交通の利便性も問題ない地域といえるでしょう。
みつわ台は、みつわ台3丁目北公園周辺を避ければ液状化や土砂崩れの危険性が少なくなります。広々としたみつわ台第1公園、みつわ台第2公園をはじめとして、各所に遊び場が点在しているため、子どものいる世帯も暮らしやすいでしょう。

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千葉市若葉区の地盤強度、土砂崩れ・液状化が起こりやすい場所、補償制度などをまとめてご紹介しました。比較的強度が高い地盤の上にある若葉区は、注文住宅に向いているエリアが多い地域です。購入したい土地の安全性も十分に確かめたうえで、安全性の高い家づくりを実現しましょう。
若葉区周辺でマイホームの建築を検討している方は、性能とデザイン、コストを考慮した家づくりを行う「大金興業」へお気軽にご相談ください。