衛生管理HYGIENE

小さな子どもたちはたくさんの遊具で遊びながら、創造力を養ったり、社会のルールを学んでいきます。しかし、これら遊具の衛生管理に、私たちの目はしっかりと行き届いているでしょうか?安全上の配慮は行き届いている施設においても、目に見えない菌やウイルスについては「手洗い・うがい」を子どもたちに促すだけで、たくさんの子どもたちが素手で触る、あるいは口で触れてしまいがちのオモチャや遊具の衛生管理がないがしろにされているケースも少なくありません。

砂場再生除菌

本来、安全であるべきところ

厚生労働省「保育所における感染症対策ガイドライン(平成24年11月改訂)」では施設内外の衛生管理について以下のように示されています(一部抜粋)。
・歯ブラシやタオル、コップなどの日用品は個人用とし、貸し借りのないようにする
・遊具等の衛生管理(直接口に触れる乳児の遊具は、その都度湯等で洗い流し、干す。また、午前・午後と遊具の交換を行う。その他の遊具は適宜、水(湯)洗いや水(湯)拭きを行う)
・砂場の衛生管理(日光消毒、消毒、ゴミや異物の除去等)
保育士など、子どもたちを見守るスタッフが不足している現況で、他にもたくさんの事柄が求められ、どうしても衛生管理まで対応が行き届かない施設も多く見受けられます。

realityずさんな砂場の管理

特に屋外に設置されることの多い砂場については、その管理は後手後手に回りがちで、自治体の公園や保育所などにおいても清掃手順が定められていないケースもあります。また屋外の砂場は犬や猫などの糞便や、石や木片、破損遊具やゴミといったものが混入し、手指を怪我することもあります。
しかも、砂場の砂には「抗菌砂」を使っているからと油断し、インフルエンザウイルス、ノロウイルスへの対応ができていない現場も少なくないことでしょう。
※ちなみに菌とウイルスは違いますので、除菌薬剤でウイルスが除去できるわけではありません。

ずさんな砂場の管理

sanitizationGS-200(砂場用)を用いた砂場再生除菌

弊社では特に保育所・幼稚園、公園といった施設様からのご要望の多い「砂場再生除菌作業」を実施しております。以下の表は、千葉県の某保育園様で実施した本作業実施前後の砂場細菌検査の結果です。散布直後から除菌効果が出始め、作業後1週間で大幅に衛生状態が改善しました。詳しくは弊社作業動画をご覧ください。

項目 作業前 散布直後 1週間後
一般細菌(個/g) 110,000 82,000 22,000
大腸菌(個/g) 130 20 6

除菌・対ウイルスデータsanitization & virus data

弊社が推奨している薬剤「GS-200(浴槽用)」「GS-200(砂場用)」の主成分であるPHMB(ポリヘキサメチレンビグアナイド)は、世界30か国以上で高い安全性と高い効果が認められた工業用除菌剤として使用されています。また国内でも、食品加工工場や酒造工場の機器洗浄用薬剤、コンタクトレンズの保存液、ウェットティッシュなどに採用されています。
有機物に対しても効果がほぼ低下せず、対象物を脱色させず、さらに無臭なので多くの人が出入りする現場でも安心してご利用になれる薬剤です。

細菌 阻止濃度
(ppm)
ウイルス 阻止濃度
(ppm)
黄色ブドウ球菌(MRSA) 6 インフルエンザ(ホンコン)ウイルス 300
腸内細菌 6 ヘルペス(type1)ウイルス 300
大腸菌 5 ロタウイルス 200
レジオネラ属菌 40~150 ブタインフルエンザウイルス 80
バチルス属セレウス 33 口蹄疫 2000
サルモネラ菌 33 ネコカリシウイルス 400
セラティア菌 33 ノロウイルスモデル(カリシウイルス科) 200
O-157 16 鳥インフルエンザ(H7N1) 6000
黒カビ(麹) 150 鳥インフルエンザ(H5N1) 6000
酵母菌 60

info採用実績

私どもが砂場の衛生管理にご提案する薬剤「GS-200(砂場用)」は、自治体の公園砂場や保育所等での採用実績もございます。

  • 愛知県刈谷市役所
  • 千葉県船橋市役所
  • 静岡県袋井市役所

他にも、自治体の砂場管理を委託されている企業様からご依頼をいただくケースも増えてきております。砂場の衛生管理についてのご質問・ご相談は、お問い合わせフォームからご連絡ください。
また弊社サイト「spalux.jp」もご覧ください。

採用実績